老化に対抗して美容を維持させることができる漢方

 

老化に対抗して美容を維持させることができる漢方

 

漢方の原典が作られた時代は、今よりは平均寿命が圧倒的に短いものでした。このような影響があるため、漢方の理論的な支柱になる素問によれば、女性の老化は40代には始まると言われています。現代の平均寿命は80歳を超えるような状況になっていますが、体質に全く合わない食生活をすれば、素問の記述と同様に若くして老化を進めてしまうことになります。

 

漢方では老化による美容の悪化に対して、気血水の充実を進めながら対処することができます。先天の精と後天の精の仕組みを理解しながら、様々な理論を使って老化に対抗する方法も考えられています。美容の生薬では、オタネニンジンは特に珍重されるもので、気の不足を補いたい場合にも欠かせないものです。このような生薬は方剤だけでなく、漢方の食事療法となる薬膳でも重要な役割を担っています。

 

血液の流れが悪い場合には、活血に有効な漢方薬を使って対処することも可能です。美容には水分も必要ですが、多くなれば困ったことになります。美容の悩みを抱えている人には、水分の代謝機能が悪い場合も少なくないため、むくみを改善させる漢方を使う場合があります。熱の産生能力が鈍い場合には、乾姜などの生薬を使いながら、美容を促進させることもできます。